練習を休む事を怖がらないで欲しい。
ケガをして休んでいるときは・・
練習ができないから下手になる。
周りの選手が結果を出してレギュラーが取られてしまう。
ライバルに差を付けられてしまう。
トレーナー、先生からの圧力が強い、、
などの不安を抱えるアスリートはたくさんいます。
その為に、痛み止を使ったり、とにかく我慢して練習してしまいケガを悪化させてしまう。
日本ではプロの世界でもその考え方が浸透しているのも事実であります。
【ケガで練習を休むと下手になのか?】
例えば、左肩が脱臼した高校生の柔道選手。(高校時代の私です)
本来の固定期間は3週間前後の肩関節の安静・固定が必要になり三角巾などで固定するのですが、
競技から離脱の怖さや、
周りの選手の成長に焦ったり、
自分自身も今までたくさんケガも乗り越えて来た訳だし自身がタフだと過信して1週間もろくに固定せずに練習を再開してしまいました。
すると、どうでしょう?
その次の大会でも左肩が脱臼しました。
そうなってくると左肩を常にかばって試合をするようになり、試合の結果もどんどん悪くなりました。
その後は少しの練習であっても簡単に肩が脱臼してしまういわゆる脱臼癖になってしまいました。
無理をしたことで下手になるどころか練習が出来ない状況に陥りました。
無理をして強くなんてなっていません。
【最終的に肩を手術する事に】
目の前の大会の成績を追うばかりに、ケガも悪化して練習すら出来ない。
今の知識や適切な指導があれば、しっかりと固定、リハビリを行って段階をおって復帰していれば今でもバリバリの現役選手で居れたのかもしれません。
この結果が、こんな思いをスポーツをする子ども達にさせたくないと言った思いが今の職業に繋がったと言うプラスの面もありますが、
これからの選手にはこんな思いをさせたくない。
【ケガをしている間に出来ること】
私の施術の目標は常になぜケガをしたのかを追求する事とケガを治しケガをする前よりもパフォーマンスの向上を目指した施術をしております。
また、選手の精神的な悩みなどもしっかりとお話を聞いて私なりのアドバイスをしています。
そして、ケガをしにくい身体の使い方などを指導させて頂きます。
また、選手の皆さんは他の選手の動きや練習を見て自分の練習内容を客観的に見直す機会することだって可能です。
休む事が悪い事ではありません。
犬山市、各務原市で格闘技のリングドクターしているのはヤシの木接骨院