膝が痛くて、寝るときに膝を伸ばすことすら出来なかった患者さんのお話をします。
ふと庭仕事をしていた時、かがんだ瞬間にピキッと膝の内側に激痛が走ってしまったそう。
歩いたり、膝を伸ばしたりすることも辛く、翌朝に整形外科を受診したら、内側半月板の経年劣化による損傷があり、しゃがんだ事が引き金になり痛みが出ていると言われたそうです。
膝に水が溜まっているということで、注射器で膝の水を抜き、痛み止めが処方され帰宅したそうです。
しかし、その日の夜もジンジンと痛みが走り、仰向けで膝を伸ばすことも出来なかったそうです。
1ヶ月程、処方された薬を飲みながら様子をみていたそうですが、寝るときに膝が伸ばせないし、膝の痛みや腫れぼったさが続く為、ヤシの木接骨院に来院を決めたそうです。
お膝の症状を診させて頂いた所、確かに内側半月(膝の内側の半月板)の損傷を調べるテストでは陽性反応がありました。
この、お膝に水が溜まるというのは、膝に炎症が起きていて、
炎症部分は体温より熱が高く、そこを冷やそうと体温より少し低い温度である関節液が集まって炎症部分を冷やそうとしているから起こるのです。
お膝の水の正体は関節液と言うことです。
なので、炎症を抑えられれば膝の水は溜まらなくなります。
ヤシの木接骨院では、3Dmen's(立体微弱電流)と言う物理療法を行うことができ、これが膝の炎症を抑え膝の水を引かせるのに効果的なのです。
内側半月には、膝窩筋と言う筋肉が付いているのですが、その膝窩筋の動きが悪いのがすぐに分かり、膝窩筋へのアプローチを行いました。
また、足の指や足首、股関節のほか上半身の歪みなども原因までとは言いませんが、膝の痛みを誘引していると考えた為、そちらもアプローチしました。
1回で治すことは出来ませんでしたが、週に二回ほどの通院を1ヶ月ほど行って頂き、治癒まで持っていくことが出来ました。