
ヤシの木接骨院には、頸椎ヘルニア、腰椎ヘルニア、胸椎ヘルニア(胸椎は稀ですが)の患者さんが多く来院されます。
症状が良くなって来た段階の患者さんから受ける質問なのですが、
「スポーツや趣味はどれくらいから再開するのが良いでしょうか?」
と、いう相談を頂きます。
今日はケースバイケースですが、そんなお話をしていこうと思います。
ヘルニアから来る神経痛ですが、症状が強く出始めた頃は、
腰椎ヘルニアであれば、腰の痛みの他に、足首や、膝の裏や横だったり太もも裏などに鮮明に痛みや痺れが出たりしますし、
頸椎ヘルニアの方は、首、腕、背中に痛みが出たりします。
それが、段々と改善に向かって行くと、
「腰は痛くないけど、少し膝裏に痛みや痺れが…」
「頚は時々痛かったり、痛くなかったりで、今日は腕がなんか痛いんです。昨日は背中だったんだけど…」
と、いった感じに変化していきます。
当然、痛みや痺れも最初よりは軽くなっているので、
不安で絶望的だった気持ちも前向きになり、ヘルニアに罹る前にしていたスポーツや趣味が出来るんじゃないか?と患者さんも思える様になっていきます。
さて、ここで唐突ですが、
ケガの漢字を思い出して見ましょう。
「怪しい」「我が」で、怪我ですよね。
まず、ご自身で
〝これは不安だ怪しな〟
と思う痛みや動きはやめておくのがいいですね。
また、ヘルニアの神経痛は日替わりで場所が変わったり、コンディションによっては痛みをほとんど感じない日もあったりしますよね。

スポーツを再開する時は、問題なく元気にスポーツ出来ていた頃の2割くらい運動量から様子を見ながら再開してみましょう。
ただ、ここで注意が必要なのは、復帰して思ったより出来てしまったりすると、ついやり過ぎてしまう…
これがぶり返しや再負傷の原因になったりします。
ですので、慎重に慎重に。
気持ちは前向きで、
頭の中では、
バットコンディションだった自分を思い出しながら、少しずつリスタートして行きましょう!