今回は、腰部ヘルニアについてのお話です。
「ぎっくり腰だと思って病院に行ったらヘルニアと言われ手術の選択を急にさせられてしまって困ったなぁ」といったお話はよく耳にします。
腰椎椎間板ヘルニアとは??
腰椎椎間板ヘルニアとは脱出した椎間板組織が神経根を圧迫し腰や下肢への痛みや痺れを引き起こす病態をいいます。
椎間板とは腰の椎骨と椎骨の間にある軟骨で、その役割は椎骨のクッションとなっております。
ヘルニア=何かが飛びだすこと。
ダメージによって変性して飛びだした椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。
いわゆる坐骨神経痛です。
坐骨神経痛は椎間板ヘルニアの代表的な症状のひとつとされています。
ヘルニアの原因
加齢に伴って椎間板が弱くなったことで生じるものや
重い物を持った時やスポーツなどで腰に強い負荷が掛かった事がきっかけで発症します。
遺伝で起こりやすい家系があるとも言われていますが、私は生活習慣も影響しているようにも感じます。
ストレスなどといった精神状態も影響があるとも言われており、
私の経験ではヘルニアの患者さんに喫煙者が多い傾向があるように感じたので調べてみたところ
喫煙すると、タバコに含まれるニコチンが、椎間板周囲の毛細血管を収縮させ、栄養が充分に行き渡らなくなり椎間板を変性させヘルニアになってしまうというデータも有りました。
腰椎椎間板ヘルニアが出やすい椎間板は?
L4~L5番の間、いわゆる腰椎の4番と5番の間の椎間板に起こりやすいと言われております。
ヘルニア=手術で治す
と、言ったイメージがありますが決してそうではありません。
血液の中にある大食細胞(マクロファージ)によって飛び出した椎間板を食べていき人間の治癒能力で治る事も少なくありません。
また、ヘルニアが画像上で確認されても症状が出ない方がたくさんおられます。
手術という選択ももちろん間違いでは、こざいません。
身体にメスを入れる選択をする前に、
電気治療や正しいマッサージ、ストレッチなど、接骨院での治療の選択をするのも良いかもしれませんね。
ヤシの木接骨院では、ハイボルテージやマイクロカレント波に立体動態波といった筋肉性の痛みや神経性の痛みを抑える機器を導入しております。
坐骨神経痛やヘルニアの治療に特化した手技やストレッチ、バキバキやらないソフトな整体を組み合わせ骨格、筋肉のバランスを取り戻します。
また、ヘルニアの手術をしたけど痛みが強いといった患者さんもたくさん来院しておりますのでそういった方も是非ご相談くださいね。
院内で咲いたカンノンチクの花
数十年に一度の開花とも!?
犬山市、各務原市のヘルニア、坐骨神経痛、ぎっくり腰ならヤシの木接骨院