グロインとは脚の付け根(鼠径部)を意味し、足の付け根や股関節周囲に痛みの出るケガをグロインペイン症候群と言います。
症状
ランニングや起き上がり、キック動作など腹部に力を入れたときに鼠径部やその周辺に痛みが生じます。
多くの場合は数ヶ月で改善されていきますが、中には半年以上続いてしまうこともあります。
特に高いレベルでプレーをしているスポーツ選手は、この痛みがなかなか治りにくい傾向があります。
原因
下肢の外傷後や体幹から股関節にかけてスポーツによる使い過ぎなどによって筋力低下や柔軟性低下、拘縮が起こり、それがグロイン(鼠径部周辺)の痛みとなると考えられます。
キック動作やランニングなどの繰り返しの運動によって、鼠径部、股関節周辺、骨盤に微細な外力が加わって炎症が生じ、痛みとなります。
格闘技やラグビーでタックルなどの直接股関節周辺に打撲を受けた場合でも発生します。
予防
1.運動開始前の整理運動・ストレッチを行う。
2.ケガをした場合、体のバランスが崩れているので併発しやすいのでプレーを継続しない。
3.股関節周囲の硬さや、筋力低下が起こらないようにストレッチや四股踏みなどのトレーニングを取り入れる。
4.オフの期間が終わった後は発症しやすいので、準備運動を十分に行う。
治療
発症初期の痛みの強い段階では、安静がもっとも重要です。(約2週間のスポーツ休止が必要です。)
疼痛部位の痛みの出る動作の禁止、アイシング、時に温熱療法が用いられます。
病院では、消炎鎮痛剤投与、ステロイドホルモンの局所注射(多用は避ける)などが用いられます。
ヤシの木接骨院での治療
整体のテクニックや独自の筋膜リリース技術を用いて、原因となっている腰部や臀部の筋肉の柔軟性を取り戻させていきます。
また、深層筋に対してハイボルテージや立体動態波を使い痛みを緩和、消失させていきます。
しかし、痛みが消失したからといって無理な早期復帰は再発を招きます。
痛みが慢性化してしまうとかなり長期に渡り、スポーツが出来なくなってしまいます。
痛みが落ち着いた段階で股関節の動きの訓練、筋力強化、大腿部のストレッチなどを徐々に取り入れていきます。
早めの治療開始が競技復帰を早めてくれるでしょうp(^^)q
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